大津市大石グランドには新しい運動場が整備されました。この運動場は、最終処分場跡地を活用して作られました。運動場にはベンチやトイレを備えた休憩場があり、ベンチの上には日陰を提供するためにカラーベストで屋根が施工されています。
カラーベストについて
カラーベストは、一般住宅で広く使用されているセメント系の薄い屋根材です。この屋根材が20年以上経過している場合、アスベスト(石綿)を含んでいる可能性があります。しかし、2004年以降に使用されているカラーベストにはアスベストは含まれていません。
メリット
- 軽量で経済的:燻し和瓦や陶器平板瓦と比べて重量が軽く、費用も安価です。
- デザイン性:多彩な色と種類があり、様々な家のデザインや雰囲気に合わせて選ぶことができます。
デメリット
- 耐久性の低さ:他の屋根材に比べて耐久性が劣り、外部からの衝撃に弱く、割れやすいです。
- メンテナンス頻度:燻し和瓦や陶器平板瓦に比べると、早い段階で屋根塗装、葺き替え工事、屋根材の重ね葺きなどの大掛かりな工事が必要になります。
- 適正な塗装工事の重要性:屋根塗装時に適正な工事を行わない場合、塗装後に屋根から雨漏りする可能性が高くなります。
今回紹介したカラーベストは、数ある屋根材の一部に過ぎません。現在使用している屋根材が分からない場合や、屋根に関して疑問がある場合は、どうぞ当社までお気軽にお問い合わせください。