栗東市にある春日神社の拝殿屋根が崩れ落ちそうになっています。また、雨漏りも発生しており、雨が降った後には天井に濡れた箇所が見られます。この状況は非常に危険であり、梅雨シーズンが到来する前に早急な修繕が必要です。なぜなら、雨が続くと工事が遅れ、更に屋根の崩落リスクが高まるからです。
まずは、雨漏りしている部分を確認します。天井のシミがある場所から、雨漏りの原因となっている屋根の箇所を予測し、屋根の状況を詳しく調査します。
この神社は築60年程のいぶし和瓦で葺かれており、数カ所で瓦がズレているのが確認できます。瓦の下には葺き土が入っているため、雨漏りしている部分では雨水が流れた跡と濡れた箇所が明確に見られます。直接の雨漏りの原因は、瓦が一枚大きくズレており、その隙間から瓦の裏側へ水が侵入していることです。
応急処置として、ズレた瓦を直すことで一時的に雨漏りを止めることは可能です。しかし、長期的な解決策としては、必要な部分だけを補修するか、全面的な補修を行うかの選択が必要です。この点について、お客様と打ち合わせを行います。
お客様からは、「どのような補修を行えば良いか」とよく質問されます。私はまずお客様の希望や要望をお聞きし、その上で数種類の屋根工事の提案を行います。それぞれの工事内容と費用について詳しく説明し、お客様が納得できる工事を選んでいただけるようサポートします。
お客様の希望としては、
- この家があと何年耐えてくれれば良いか
- 費用をできるだけ抑えたい
- 必要な部分だけを補修してほしい
- 将来を考え、大きな工事を今のうちに行いたい
など様々です。工事後にお客様が「安心できた!」と喜んでいただけるように、打ち合わせの際にこれらの声をしっかりとお聞きし、最適な解決策を提供いたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。屋根に関して疑問や相談がある場合は、どうぞお気軽に当社までお問い合わせください。